こんにちわ。
らんぴーちゃんです♪

新卒で就いたのは、公立学校の事務職員のお仕事でした。
契約社員時代のお話、連載・第2話です!

第1話:
ずぶの素人がひとりで会計担当?!

前任者たちのミスで怒られる毎日

わたしは図書館の会計全般を担当することになり、
はじめは何をどうしたらいいのか、
まったく分からない日々が続きました。

公立の学校だと、決算は3月です。
そして春先にやってくるのは、監査法人の監査。
前年度の決算の数字を、監査法人にチェックしてもらいます。

公立の学校では、一般の会社とはちょっと違った
独自の会計ルールみたいなものがありました。

図書館でいうと、
図書は「資産」であるということ。

「資産」だとどうなるかというと、「資産台帳」なるものを用意して、
その”物”がちゃんとあるかどうかなど、きちんと管理しないといけません。

監査法人の監査を進めるにあたって、会計課がそれを取り仕切っていました。
会計課の人から何度も呼び出されては、
「この数字の根拠は何ですか?」と聞かれます。

図書館で管理している「資産台帳」と、
伝票をつくる会計システムで管理している「資産の数字」と、
その合計額が合わないんですよね。

改めて確認すると、計算ミスがあったと分かる…

「申し訳ありません、集計にミスがありました…」
と謝っては修正伝票を作成する毎日でした。

お隣さんのミスで怒られる毎日

監査法人の監査では、
”また図書館が間違えてるよ”
と、ため息をつかれる毎日…

それも一息ついた頃。
新年度の会計処理も進めていかないといけない訳です。
わたしは日々、図書館に関する伝票をつくります。

わたしがいた総務係とは別に、そのお隣に、
図書館の実務を担当する係がありました。
実際に図書を購入し、その管理を行う係です。
そこから資料がきて、わたしは伝票をつくります。
つくった伝票は会計課へ持っていき、承認されるのです。

そのお隣の担当者がね、 よく間違えるんです。
間違いが分かったら、すでにつくった伝票を、直さないといけません。

会計課へ行って、
「すみません、伝票に誤りがありました…」
と謝っては、
「また図書館がミスか」と、ため息をつかれる。

お隣の係の人が間違えたのに、
怒られるのはわたし。

だんだんしんどくなっていき、
「なんとかなりませんかね?」と、係長に相談。
係長から隣の担当者へ話をしてもらうことになりました。

板挟みから発生した、ブチ切れ事件

係長が話をしたのは、隣の係の担当の方。
前の年にお子さんを出産され、産休後、その4月に復帰されたばかりでした。
当時は、育短で働いているという状況で…

係長から「ちょっと間違いが多いですねぇ」と話した途端、
堰を切ったように、
「こっちは短い時間で対応してるんです!」
「今年は新人が多い中、頑張ってるんです!」
「なんでこっちにばっかり言ってくるんですか?!」
「なんで新人は何もしないんですか?!」
と、ブチ切れ。

それは、
わたしの中でも、何かがキレた瞬間でした。


ナニクソ根性で、Accessに挑戦?!

「新人は何もしない」
そう言われて、わたしはとても悔しかったのです。
会計課で毎日のようにため息をつかれるのも、
とても悔しかったのです。

その当時、職場全体で「ファイルメーカー」というデータベースソフトが流行っていました。
お隣の係からくる書類も、ファイルメーカーで作ったものでした。

その当時のわたしのスキルレベルは、
”Excelもロクに使えないレベル”ですよ(笑)

それなのになぜか、
”ファイルメーカーで戦っては勝てない!”
と思ってしまったのです。
そこで私が選んだのが、Accessでした。

勝ち負けってなんだ?って感じだけど(笑)
わたしは大まじめでした。

つづく

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