こんにちは♪
らんぴーちゃんです。
奈良国立博物館の特別展へ行った話を
書いています!
十一面観音さまの展示は、
360度ぐるりと見渡せるようになっていて。
仏像ファンにはたまらないものだったんだけど。
ショックなことがありました。。。
前回の記事:
聖林寺の十一面観音さま
というと。。。
頭の上に11の顔を持っている観音菩薩さまです。
頭の上にね、ぐるりと10のお顔があって、
てっぺんにもうひとつお顔があるんです。
私が愛してやまない千手観音さまとよく似ていて、
かなり雑に言うと、
手の数が少ない千手さまって感じ(^^;;
千手さまは手が多いことに目が行きがちだけど、
そのほとんどが十一面のお顔をお持ちなんです。
稀に27面という方もいらっしゃいますけど、
それは本当にごく少数という印象。
まぁそんな感じで、
千手さまと似ている十一面観音さま。
私はこちらも非常に好きなのでございます。
いろいろとルールがあってね。
そのお顔には種類があって、
数や配置も決まっています。
まぁいろんな呼び方があるんだけどね。
一例でご紹介すると。。。
菩薩面(ぼさつめん)が3面、
瞋怒面(しんぬめん)が3面、
狗牙上出面(くげじょうしゅつめん)が3面
大笑面(だいしょうめん)が1面、
頭頂に仏面で11面となっています。
頭頂の仏面と菩薩面は割と柔和な表情で、
菩薩さまのイメージそのままな感じ。
瞋怒面は、憤怒面ともいわれるんだけど、
怒った顔ですね。
狗牙上出面は、牙が生えてるんですよ。
励ましの表情らしいけど、割と怖いです。
で、残る大笑面はというと、
読んで字のごとく大笑いしている表情なの!
仏様が大笑いしているって、
なかなかイメージできないと思いません?
この大笑面、別名は、
暴悪大笑面(ぼうばくだいしょうめん)とも。
初めて知ったときに、
かなりの衝撃を受けました。
そのお顔もまぁ、仏像らしくないというか、
ものすごい表情なんですよね。
千手さまも十一面であることが多いんだけど。
私はすっかり、
この大笑面のトリコになってしまって(*ノωノ)
でもね。
この大笑面の定位置は仏さまの真後ろなんです。
だからほとんど見ることができないの。
お寺に見に行っても、
まず見られないですね。
なので、
仏さまが博物館に出展されるときは、
この大笑面がみられるか?!というのが
私の大興奮ポイントなわけでございます。
私は千手観音さまや十一面観音さまが大好きで。
その好きなポイントのひとつは。。。
頭部の11のお顔のうち、
真後ろにある大笑面というお顔が大好きなんです。
で、今回も360度拝観できると知って、
大興奮だったんだけど。。。
いざ後ろに回ってみると。。。
大笑面がない。。。
うそだろ。。。?!
と、何回もぐるぐる回ったけれど、
ないんです。。。(泣)
ああ。。。
そうなの?そうなんだ。。。
千手観音さまもね、長い年月を経て、
持物(じもつ)っていう手に持ってる物が
なくなっちゃったということはよくあります。
手がなくなることもあるんだよね。
仏像をたくさん見ていると
だんだん分かってくるんだけど、
丸々キレイに残っている方が少ないぐらいで、
どこかしら、なくなってしまっていることが多い。
火事にあったとか、
運ぶときになくなったとか。
事情はいろいろあるみたいだけど、
まぁ古いからね。
今回の聖林寺の十一面観音さまの頭部は、
みっつのお顔がなくなっているようで、
大笑面もそのひとつ。
あとで図録を読んで分かりました。
まぁそんなこんなんで、
大変にショックを受けたわけですが。
この十一面観音さまは、
とても美しくステキな仏さまでございました。
ご興味あればぜひ。
もうすぐオープンする予定の新しい観音堂へ♪
この新しい観音堂は、
360度拝観できる構造になっています!
大笑面はないけど←
ぜひに♡
つづく。。。?!
みなさんが、宇宙で一番幸せになることを、
こころよりお祈りいたします...*:.。☆..。.(*´人`*)♡
Vol. 354
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らんぴーちゃんです。
奈良国立博物館の特別展へ行った話を
書いています!
十一面観音さまの展示は、
360度ぐるりと見渡せるようになっていて。
仏像ファンにはたまらないものだったんだけど。
ショックなことがありました。。。
前回の記事:
聖林寺の十一面観音さま
十一面観音さま
そもそも十一面観音さまってどんな仏像?というと。。。
頭の上に11の顔を持っている観音菩薩さまです。
頭の上にね、ぐるりと10のお顔があって、
てっぺんにもうひとつお顔があるんです。
私が愛してやまない千手観音さまとよく似ていて、
かなり雑に言うと、
手の数が少ない千手さまって感じ(^^;;
千手さまは手が多いことに目が行きがちだけど、
そのほとんどが十一面のお顔をお持ちなんです。
稀に27面という方もいらっしゃいますけど、
それは本当にごく少数という印象。
まぁそんな感じで、
千手さまと似ている十一面観音さま。
私はこちらも非常に好きなのでございます。
十一面の話
頭部にある11のお顔には、いろいろとルールがあってね。
そのお顔には種類があって、
数や配置も決まっています。
まぁいろんな呼び方があるんだけどね。
一例でご紹介すると。。。
菩薩面(ぼさつめん)が3面、
瞋怒面(しんぬめん)が3面、
狗牙上出面(くげじょうしゅつめん)が3面
大笑面(だいしょうめん)が1面、
頭頂に仏面で11面となっています。
頭頂の仏面と菩薩面は割と柔和な表情で、
菩薩さまのイメージそのままな感じ。
瞋怒面は、憤怒面ともいわれるんだけど、
怒った顔ですね。
狗牙上出面は、牙が生えてるんですよ。
励ましの表情らしいけど、割と怖いです。
で、残る大笑面はというと、
読んで字のごとく大笑いしている表情なの!
仏様が大笑いしているって、
なかなかイメージできないと思いません?
この大笑面、別名は、
暴悪大笑面(ぼうばくだいしょうめん)とも。
初めて知ったときに、
かなりの衝撃を受けました。
そのお顔もまぁ、仏像らしくないというか、
ものすごい表情なんですよね。
千手さまも十一面であることが多いんだけど。
私はすっかり、
この大笑面のトリコになってしまって(*ノωノ)
でもね。
この大笑面の定位置は仏さまの真後ろなんです。
だからほとんど見ることができないの。
お寺に見に行っても、
まず見られないですね。
なので、
仏さまが博物館に出展されるときは、
この大笑面がみられるか?!というのが
私の大興奮ポイントなわけでございます。
大ショック。。。
長々と書いてしまいましたけど、私は千手観音さまや十一面観音さまが大好きで。
その好きなポイントのひとつは。。。
頭部の11のお顔のうち、
真後ろにある大笑面というお顔が大好きなんです。
で、今回も360度拝観できると知って、
大興奮だったんだけど。。。
いざ後ろに回ってみると。。。
大笑面がない。。。
うそだろ。。。?!
と、何回もぐるぐる回ったけれど、
ないんです。。。(泣)
ああ。。。
そうなの?そうなんだ。。。
千手観音さまもね、長い年月を経て、
持物(じもつ)っていう手に持ってる物が
なくなっちゃったということはよくあります。
手がなくなることもあるんだよね。
仏像をたくさん見ていると
だんだん分かってくるんだけど、
丸々キレイに残っている方が少ないぐらいで、
どこかしら、なくなってしまっていることが多い。
火事にあったとか、
運ぶときになくなったとか。
事情はいろいろあるみたいだけど、
まぁ古いからね。
今回の聖林寺の十一面観音さまの頭部は、
みっつのお顔がなくなっているようで、
大笑面もそのひとつ。
あとで図録を読んで分かりました。
まぁそんなこんなんで、
大変にショックを受けたわけですが。
この十一面観音さまは、
とても美しくステキな仏さまでございました。
ご興味あればぜひ。
もうすぐオープンする予定の新しい観音堂へ♪
この新しい観音堂は、
360度拝観できる構造になっています!
大笑面はないけど←
ぜひに♡
つづく。。。?!
みなさんが、宇宙で一番幸せになることを、
こころよりお祈りいたします...*:.。☆..。.(*´人`*)♡
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